フラクタル犬/立ち上か゛った犬
渡辺 泰成・小森 精一・池上 祐司
素材/技法:自己相似型ジクソーパズル

4次元の超立方体を2次元空間へ射影して得られたゾーン正5多角形を使って2種類のひし形タイルの拡大された自己相似タイルがえられる。ひし形の辺に自己相似が成り立つ規則(マッチングルールという)に基づいた矢印を描き、この矢印を曲線に置き換えて動物の輪郭線を描く。これを元に自己相似性をもった動物のパターンを政策する。自己相似性のアートへの応用にはフラクタルパターンがあるが幾何学模様が多い、周期性のないフラクタルタイリングアートは動物など身近なモチーフを使って相似拡大画像がえられるので面白い。ジグソーパズルにして遊びながら創造できる遊具である。