第8回 イスタんルーム (10月20日)「偉大なる横隔膜 〜哺乳類とヒトの進化の立役者〜」
イスタんルーム(第8回) 実施日時: 2024年10月20日(日)15:00開始 (16:30頃終了予定) 講師: 北岡 裕子(イスタ会員) 演題:「偉大なる横隔膜 〜哺乳類とヒトの進化の立役者〜」 概要:横隔膜とは、哺乳類の胸部と腹部を分けるドーム状の構造物です。ドームの天井部は腱膜で、側壁は筋肉でできています。息を吸うときは横隔膜の筋肉が収縮して肺が下方に広がり、息を吐くときは横隔膜が弛緩して元の位置に戻ります。MR画像では、横隔膜は肝臓の上縁を取り囲む厚さ3㎜程度の白っぽい膜のように見えます(図の赤矢印)が、どこにあるかわかりにくいですよね。目立たない、控えめなヤツなのですが、実は、哺乳類は「横隔膜類」なのです。横隔膜は哺乳類だけにあり、すべての哺乳類にあり、横隔膜なしでは哺乳類は生存できません。哺乳類が恐竜の子孫である鳥類を差し置いて地上の覇者になれたのも、横隔膜のおかげなのです。 講演時間:1時間 + 質問15~30分 主催: NPO法人科学芸術学際研究所 ISTA (理事長:石原正三) 参加申し込みをされた方に参加費の振込先とオンラインの接続情報
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